2020年10月18日 聖霊降臨節第21主日
黙想
招きの言葉 「わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」
(マルコ2:17)
讃美歌 12 (1,3節)
交読 詩編34編20,21節 (ご家族などお二人以上でいるときは、お一人が司式者を残りの方が会衆を読んでいきます。お一人の場合は、続けて読んでいきます。)
司式者 | 主に従う人には災いが重なるが |
会衆 | 主はそのすべてから救い出し |
司式者 | 骨の一本も損なわれることのないように |
会衆 | 彼を守ってくださる。 |
讃美と悔い改めの祈り
わたしたちの造り主である主なる神さま
本日も、このようにあなたの御前に招かれました。礼拝堂だけでなく、各家庭でも礼拝を守る兄弟姉妹がいることを覚えます。肉体は離れていても、キリストの体の肢(えだ)とされていることを信じ、その幸いを覚え感謝いたします。
あなたは、この世界をお造りになり、すべてのものに調和を与えられました。人が生きるために必要なものを備えられました。人がひとりで生きることがないように、植物や動物を与え、また互いに向き合う仲間を与えてくださいました。人の心を慰めたり、楽しませる自然があります。秋の豊かな実りを楽しむことが許されています。それゆえに、あなたの御名を讃美いたします。
一方、試練が多く、悩むこともあります。思いがけない悲しみにとらわれることがあります。互いに愛し合うことができません。自分の居場所がないと感じることがあります。他者を排除しようとしてしまいます。どうか、わたしたちを憐れんでください。御言葉をもって、わたしたちを御手の内にとらえてください。
あなたの慈しみによって、これからの一週間を過ごすことができますように。あなたが備えてくださる数々の恵みを、新たに発見する素直な心を与えてください。心から感謝して生きることができますように。与えられた恵みを、分かち合うことができる愛と知恵と勇気を与えてください。
御言葉を聞く者、語る者に、聖霊を豊かに注いでください。み言葉を豊かに悟る心を与えてください。
主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。 アーメン。
聖書
旧約聖書 箴言13章17節 (旧約p1007)
17 神に逆らう使者は災いに遭い
忠実な使いは癒す。
福音書 ルカによる福音書9章1~6節 (新約p121)
1 イエスは十二人を呼び集め、あらゆる悪霊に打ち勝ち、病気をいやす力と権能をお授けになった。2 そして、神の国を宣べ伝え、病人をいやすために遣わすにあたり、3 次のように言われた。「旅には何も持って行ってはならない。杖も袋もパンも金も持ってはならない。下着も二枚は持ってはならない。4 どこかの家に入ったら、そこにとどまって、その家から旅立ちなさい。5 だれもあなたがたを迎え入れないなら、その町を出ていくとき、彼らへの証しとして足についた埃を払い落としなさい。」6 十二人は出かけて行き、村から村へと巡り歩きながら、至るところで福音を告げ知らせ、病気をいやした。
説 教 「福音を告げ知らせる」 (別紙) 祈祷 柳谷知之牧師
信仰告白
我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。我はその独(ひと)り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天に昇のぼり、全能の父なる神の右に坐(ざ)したまへり、かしこより来りて、生ける者と死ねる者とを審(さばき)たまわん。我は聖霊を信ず、聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体 からだ のよみがえり、永遠 (とこしえ)の生命(いのち)を信ず。 アーメン。
とりなしの祈り (週報を参考に)
主の祈り
天にましますわれらの父よ 願わくは御名を崇めさせたまえ 御国を来たらせたまえ 御心の天になるご とく地にもなさせたまえ われらの日用の糧を今日もあたえたまえ われらに罪をおかす者をわれらがゆるすごとく われらの罪をも赦したまえ。われらを試みに合わせず、悪より救いいだしたまえ。
国と力と栄とは限りなく汝のものなればなり。 アーメン。
賛 美 404(1,3節)
献 金
感謝と献身の祈り (一例)
主なる神さま わたしたちが持っているものはすべてあなたからいただいたものです。今、この献げ物とともに、自分自身をあなたの御用のためにお献げ致します。どうか、それによって御心にかなうことが行われますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
【派遣・祝福】
賛 美 88
派 遣 平和のうちに、この世へと出ていきなさい。
主なる神に仕え、隣人を愛し、主なる神を愛し、隣人に仕えなさい。
祝 福 主イエスキリストの恵み 神の愛 聖霊のしたしき交わりがいつまでも限りなく、わたしたちと共にありますように。 アーメン。
黙 想