2020年8月2日 聖霊降臨節第10主日 平和聖日
黙想
招きの言葉
「光の子として歩みなさい。光から、 あらゆる善意と正義と真実とが生じるのです。」
(エフェソ5:8b-9)
讃美歌 8(1,4節)
交読 詩編17編3-5 (ご家族などお二人以上でいるときは、お一人が司式者を残りの方が会衆を読んでいきます。お一人の場合は、続けて読んでいきます。)
司式者 会衆 司式者 会衆 司式者 会衆 司式者 会衆 |
あなたはわたしの心を調べ、 夜なお尋ね 火をもってわたしを試されますが 汚れた思いは何ひとつ御覧にならないでしょう。 わたしの口は人の習いに従うことなく あなたの唇の言葉を守ります。 暴力の道を避けて あなたの道をたどり 一歩一歩、揺らぐことなく進みます。 |
讃美と悔い改めの祈り
平和の実現を約束される主なる神さま
あなたは恵みによってわたしたちを選び出し、神の子としてくださいました。あなたの御業をほめたたえます。そして、この主日も御前に立たせてくださいましたことを感謝いたします。各家庭などでも礼拝が守られています。体は離れていてもあなたによって一つとされていることを覚えて感謝いたします。
本日は平和聖日として覚えています。75年前の8月15日、日中戦争・太平洋戦争が終結しました。8月に世界で初めての原子爆弾が広島と長崎に落とされました。この戦争で国内外問わず多くの犠牲者が出ました。そのことを覚え、戦争の道がいかに悲惨であるかを学びました。
今、私たち自身を振り返って告白いたします。
平和を口にしながら、心に悪意を抱くことがありました。自らの目に丸太があることに気づかず、隣人の目にあるおが屑を目にとめて批判することがありました。他者を力によって支配しようとすることがあります。戦争や悲惨な出来事を他人事にしてしまっています。
どうかわたしたちを憐れんでください。
欠けのない人など、イエス・キリストを除いて他にはいません。「正しい者はいない。一人もいない」と聖書が語るとおりです。罪人にすぎないわたしたちを憐れんでください。
み言葉をもって、わたしたちを導いてください。聖霊を豊かに注ぎ、神に招かれた者同士欠けを補い合い、平和を得させてください。
主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。 アーメン。
聖書
旧約聖書 ミカ書4章3節 (旧約p1453)
3 主は多くの民の争いを裁き/はるか遠くまでも、強い国々を戒められる。彼らは剣を打ち直して鋤とし/槍を打ち直して鎌とする。国は国に向かって剣を上げず/もはや戦うことを学ばない。 福音書 ルカによる福音書7章18~23節 (新約p115)
18 ヨハネの弟子たちが、これらすべてのことについてヨハネに知らせた。そこで、ヨハネは弟子の中から二人を呼んで、19 主のもとに送り、こう言わせた。「来るべき方は、あなたでしょうか。それとも、ほかの方を待たなければなりませんか。」20 二人はイエスのもとに来て言った。「わたしたちは洗礼者ヨハネからの使いの者ですが、『来るべき方は、あなたでしょうか。それとも、ほかの方を待たなければなりませんか』とお尋ねするようにとのことです。」21 そのとき、イエスは病気や苦しみや悪霊に悩んでいる多くの人々をいやし、大勢の盲人を見えるようにしておられた。22 それで、二人にこうお答えになった。「行って、見聞きしたことをヨハネに伝えなさい。目の見えない人は見え、足の不自由な人は歩き、重い皮膚病を患っている人は清くなり、耳の聞こえない人は聞こえ、死者は生き返り、貧しい人は福音を告げ知らされている。23 わたしにつまずかない人は幸いである。」
説 教 「主の平和の実現」 (別紙) 祈祷
信仰告白
我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。我はその独(ひと)り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天に昇のぼり、全能の父なる神の右に坐(ざ)したまへり、かしこより来りて、生ける者と死ねる者とを審(さばき)たまわん。我は聖霊を信ず、聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体 からだ のよみがえり、永遠 (とこしえ)の生命(いのち)を信ず。 アーメン。
とりなしの祈り (週報を参考に)
主の祈り
天にましますわれらの父よ
願わくは御名を崇めさせたまえ
御国を来たらせたまえ
御心の天になるごとく地にもなさせたまえ
われらの日用の糧を今日もあたえたまえ
われらに罪をおかす者をわれらがゆるすごとく われらの罪をも赦したまえ。
われらを試みに合わせず、悪より救いいだしたまえ。
国と力と栄とは限りなく汝のものなればなり。 アーメン。
賛 美 561 (1,4節)
献 金
感謝と献身の祈り (一例)
主なる神さま わたしたちが持っているものはすべてあなたからいただいたものです。今、この献げ物とともに、自分自身をあなたの御用のためにお献げ致します。どうか、それによって御心にかなうことが行われますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
【派遣・祝福】
賛 美 369(1節)
派 遣 平和のうちに、この世へと出ていきなさい。
主なる神に仕え、隣人を愛し、主なる神を愛し、隣人に仕えなさい。
祝 福 主イエスキリストの恵み 神の愛 聖霊のしたしき交わりがいつまでも限りなく、わたしたちと共にありますように。 アーメン。
黙 想