黙想
招きの言葉 「聖なる、聖なる、聖なる万軍の主。主の栄光は、地をすべて覆う。」(イザヤ6:3)
讃美歌 351(1,4節)
交読 詩編37編23,24節 (ご家族などお二人以上でいるときは、お一人が司式者を残りの方が会衆を読んでいきます。お一人の場合は、続けて読んでいきます。)
司式者 | 主は人の一歩一歩を定め |
会衆 | み旨にかなう道を備えてくださる。 |
司式者 | 人は倒れても、打ち捨てられるのではない。 |
会衆 | 主がその手をとらえていてくださる。 |
讃美と悔い改めの祈り
父と子と聖霊なる神さま
三位一体主日、聖霊降臨節第2主日に、御前に集められましたこと感謝いたします。教会に集うものだけでなく各家庭で礼拝をしているものもいます。たとえ離れていたとしても、わたしたちは、あなたにあって一つです。
父なる神、御子なる神、聖霊なる神として、あなたはこの世界と歴史、すべてのものに臨んでいてくださいます。創造から世の終わりにいたるまで、あなたはわたしたちを見守り、私たちと共に歩み、わたしたちにあなたの御国をしめしてくださっています。主よ、それゆえに、あなたを讃美し、あなたに感謝いたします。
あなたは天地を創造され、生きとし生けるものを生み出し、わたしたちに命の息を吹き込んでくださいました。あなたは、主イエス・キリストのご生涯、十字架と復活によって、わたしたちに救いの道を開いてくださいました。そして、あなたは聖霊の力によって、わたしたちを新たに生まれ変わらせ、あなたから与えられた使命に生きる者としてくださいました。世界が闇に覆われ、混乱するときにも、み言葉の光によって導かれます。それゆえ、あなたの御業を讃美いたします。
どうか、私たちの闇に対して、またこの世界の混乱に対して、聖霊によって、人間の知恵ではなく、あなたの知恵をお示しください。人間の業ではなく、主イエスの模範にならって、あなたの業を成し遂げることができますように力を与えてください。たとえ苦難があっても、あなたにあって喜びにあずかって生きる者としてください。
聖霊の息吹が、この世界の隅々にまで吹きわたり、すべてが新たにされ、み旨に適うものとなりますように。主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。 アーメン。
聖書
旧約聖書 サムエル記上10章22,23 (旧約p443)
23 人々は走って行き、そこから彼を連れて来た。サウルが民の真ん中に立つと、民のだれよりも肩から上の分だけ背が高かった。24 サムエルは民全体に言った。「見るがいい、主が選ばれたこの人を。民のうちで彼に及ぶ者はいない。」民は全員、喜び叫んで言った。「王様万歳。」
福音書 ルカによる福音書6章6~11節 (新約p112)
6 また、ほかの安息日に、イエスは会堂に入って教えておられた。そこに一人の人がいて、その右手が萎えていた。7 律法学者たちやファリサイ派の人々は、訴える口実を見つけようとして、イエスが安息日に病気をいやされるかどうか、注目していた。8 イエスは彼らの考えを見抜いて、手の萎えた人に、「立って、真ん中に出なさい」と言われた。その人は身を起こして立った。9 そこで、イエスは言われた。「あなたたちに尋ねたい。安息日に律法で許されているのは、善を行うことか、悪を行うことか。命を救うことか、滅ぼすことか。」10 そして、彼ら一同を見回して、その人に、「手を伸ばしなさい」と言われた。言われたようにすると、手は元どおりになった。11 ところが、彼らは怒り狂って、イエスを何とかしようと話し合った。
説 教 「立って真ん中に出なさい」(別紙) 祈祷
(教会では、長老任職式、子どもの礼拝奉仕者任職式、奏楽者任職式を行います)
信仰告白 我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。我はその独(ひと)り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天に昇のぼり、全能の父なる神の右に坐(ざ)したまへり、かしこより来りて、生ける者と死ねる者とを審(さばき)たまわん。我は聖霊を信ず、聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体 からだ のよみがえり、永遠 (とこしえ)の生命(いのち)を信ず。 アーメン。
とりなしの祈り
主の祈り 天にましますわれらの父よ
願わくは御名を崇めさせたまえ
御国を来たらせたまえ
御心の天になるごとく地にもなさせたまえ
われらの日用の糧を今日もあたえたまえ
われらに罪をおかす者をわれらがゆるすごとく われらの罪をも赦したまえ。
われらを試みに合わせず、悪より救いいだしたまえ。
国と力と栄とは限りなく汝のものなればなり。 アーメン。
賛 美 419(1,5節)
献 金
感謝と献身の祈り (一例)
主なる神さま わたしたちが持っているものはすべてあなたからいただいたものです。今、この献げ物とともに、自分自身をあなたの御用のためにお献げ致します。どうか、それによって御心にかなうことが行われますように。
主イエス・キリストの御名によって祈ります。 アーメン。
【派遣・祝福】
賛 美 417(2節)
派 遣
平和のうちに、この世へと出ていきなさい。主なる神に仕え、隣人を愛し、主なる神を愛し、隣人に仕えなさい。
祝 福 主イエスキリストの恵み 神の愛 聖霊のしたしき交わりがいつまでも限りなく、わたしたちと共にありますように。 アーメン。
黙 想