2020年8月23日家庭礼拝ガイド 聖霊降臨節第13主日

黙想

招きの言葉 「すべての人との平和を、また聖なる生活を追い求めなさい。」(ヘブライ12:14)

讃美歌  205(1,3節)
交読 詩編14編2-3 (ご家族などお二人以上でいるときは、お一人が司式者を残りの方が会衆を読んでいきます。お一人の場合は、続けて読んでいきます。) 

司式者 主は天から人の子らを見渡し、探される
目覚めた人、神を求める人はいないか、と。
会衆 だれもかれも背き去った。
司式者 皆ともに、汚れている。
会衆 善を行う者はいない。ひとりもいない。

讃美と悔い改めの祈り

愛と平和と正義の源である主なる神さま

今日もわたしたちに命の賜物を備え、それぞれの命を祝福し、人と人との交わりを祝福してくださることを感謝いたします。あなたは、「人が独りでいるのは良くない」(創世記2:18)と言われ、他者と共に生きる恵みを与えてくださいました。わたしたちがこうして共に礼拝をささげることができるのも、あなたが一人一人を呼び集めてくださったからです。他人であったわたしたちが、兄弟姉妹として、共に御前に集められています。各家庭でも、教会堂でも礼拝が守られています。体は離れていてもあなたによって一つとされていることを覚えて感謝いたします。

一方、わたしたちは、その祝福を忘れています。神の家族として集められていることを忘れ、共に仕え合うことができず、自己中心的にふるまい、自分の満足を得る事に心奪われてしまいます。うわだけで「兄弟、姉妹」と呼ぶ偽善にすら、気づかないことがしばしばあります。

どうか、わたしたちを憐れんでください。あなたは、わたしたちが神の家族として共に座り、恵みを分かち合い、心を合わせて讃美を歌うことを望んでおられます。どうか、わたしたちが自分と異なる他者を受け入れ、共に生きることができるようにしてください。聖霊を豊かに注ぎ、神に招かれた者同士欠けを補い合い、平和を得させてください。すべてのものをあなたのもとに家族としてください。

主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。       アーメン。

聖書
旧約聖書 イザヤ書6章9,10節
(旧約p1070)    
 9 主は言われた。「行け、この民に言うがよい
よく聞け、しかし理解するな
よく見よ、しかし悟るな、と。
10 この民の心をかたくなにし
耳を鈍く、目を暗くせよ。
目で見ることなく、耳で聞くことなく
その心で理解することなく
悔い改めていやされることのないために。」
福音書 ルカによる福音書8章4~10節 (新約p118)
4 勢の群衆が集まり、方々の町から人々がそばに来たので、イエスはたとえを用いてお話しになった。5 「種を蒔く人が種蒔きに出て行った。蒔いている間に、ある種は道端に落ち、人に踏みつけられ、空の鳥が食べてしまった。6 ほかの種は石地に落ち、芽は出たが、水気がないので枯れてしまった。7 ほかの種は茨の中に落ち、茨も一緒に伸びて、押しかぶさってしまった。8 また、ほかの種は良い土地に落ち、生え出て、百倍の実を結んだ。」イエスはこのように話して、「聞く耳のある者は聞きなさい」と大声で言われた。
9 弟子たちは、このたとえはどんな意味かと尋ねた。10 イエスは言われた。「あなたがたには神の国の秘密を悟ることが許されているが、他の人々にはたとえを用いて話すのだ。それは、/『彼らが見ても見えず、/聞いても理解できない』/ようになるためである。」

説 教 「神の裁きと救い」 (別紙)  祈祷  柳谷知之牧師

信仰告白
我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。我はその独(ひと)り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天に昇のぼり、全能の父なる神の右に坐(ざ)したまへり、かしこより来りて、生ける者と死ねる者とを審(さばき)たまわん。我は聖霊を信ず、聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体 からだ のよみがえり、永遠 (とこしえ)の生命(いのち)を信ず。 アーメン。

とりなしの祈り  (週報を参考に)

主の祈り
天にましますわれらの父よ 願わくは御名を崇めさせたまえ 御国を来たらせたまえ 御心の天になるごとく地にもなさせたまえ われらの日用の糧を今日もあたえたまえ われらに罪をおかす者をわれらがゆるすごとく われらの罪をも赦したまえ。われらを試みに合わせず、悪より救いいだしたまえ。
国と力と栄とは限りなく汝のものなればなり。 アーメン。

賛 美 412(1,3節) 
献 金
感謝と献身の祈り (一例)
主なる神さま わたしたちが持っているものはすべてあなたからいただいたものです。今、この献げ物とともに、自分自身をあなたの御用のためにお献げ致します。どうか、それによって御心にかなうことが行われますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
【派遣・祝福】
賛 美
  369(3節)
派 遣  平和のうちに、この世へと出ていきなさい。
主なる神に仕え、隣人を愛し、主なる神を愛し、隣人に仕えなさい。
祝 福  主イエスキリストの恵み 神の愛 聖霊のしたしき交わりがいつまでも限りなく、わたしたちと共にありますように。 アーメン。
黙 想

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