2020年11月15日 降誕前第6主日 終末前主日
黙想
招きの言葉 「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。」(マルコ12:30)
讃美歌 524(1,2節)
交読 詩編77編2節 (ご家族などお二人以上でいるときは、お一人が司式者を残りの方が会衆を読んでいきます。お一人の場合は、続けて読んでいきます。)
司式者 | 神に向かってわたしは声をあげ |
会衆 | 助けを求めて叫びます。 |
司式者 | 神に向かってわたしは声をあげ |
会衆 | 神はわたしに耳を傾けてくださいます。 |
讃美と悔い改めの祈り
わたしたちの造り主である主なる神さま
本日も、このようにあなたの御前に招かれました。礼拝堂だけでなく、各家庭でも礼拝を守る兄弟姉妹がいることを覚えます。肉体は離れていても、キリストの体の肢(えだ)とされていることを信じ、その幸いを覚え感謝いたします。
あなたは、この世界をお造りになり、すべてのものに命の息を与え、養い育てられます。そのあなたの御業ゆえに、御名をほめたたえます。秋から冬に向かおうとしています。遠くの山では雪が降り始めました。寒い朝を迎えますが、空気の澄み切った中で、心正される思いがします。
一方、わたしたちが生かされている現実は、理想からはほど遠く、わたしたちは社会的にも個人的にも悩み苦しむことが多くあります。現実を変える力はわたしたちにはないと思ってしまいます。どうかそのようなわたしたちを憐れんでください。
あなたの御言葉によって生かされ、あなたによって与えられた使命を果たすことが、神の国の到来に向かうことを思い起こさせてください。あなたは、わたしたちを独りぼっちに放り出されているのではなく、いつも共にいてくださいます。その慰めと励ましのうちに、わたしたちが希望をもって歩むことができますよう力づけてください。
御言葉を聞く者、語る者に、聖霊を豊かに注いでください。
主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。 アーメン。
聖書
旧約聖書 出エジプト記20章3節 (旧約126頁)
3 あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない。
新約聖書(福音書) ルカによる福音書9章18~20節 (新約122頁)
18 イエスがひとりで祈っておられたとき、弟子たちは共にいた。そこでイエスは、「群衆は、わたしのことを何者だと言っているか」とお尋ねになった。19 弟子たちは答えた。「『洗礼者ヨハネだ』と言っています。ほかに、『エリヤだ』と言う人も、『だれか昔の預言者が生き返ったのだ』と言う人もいます。」20 イエスが言われた。「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか。」ペトロが答えた。「神からのメシアです。」
説 教 「イエスこそ救い主」 (別紙) 祈祷 柳谷知之牧師
信仰告白
我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。我はその独(ひと)り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天に昇のぼり、全能の父なる神の右に坐(ざ)したまへり、かしこより来りて、生ける者と死ねる者とを審(さばき)たまわん。我は聖霊を信ず、聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体 からだ のよみがえり、永遠 (とこしえ)の生命(いのち)を信ず。 アーメン。
とりなしの祈り (週報を参考に)
主の祈り
天にましますわれらの父よ 願わくは御名を崇めさせたまえ 御国を来たらせたまえ 御心の天になるご とく地にもなさせたまえ われらの日用の糧を今日もあたえたまえ われらに罪をおかす者をわれらがゆるすごとく われらの罪をも赦したまえ。われらを試みに合わせず、悪より救いいだしたまえ。
国と力と栄とは限りなく汝のものなればなり。 アーメン。
賛 美 503(1,4節)
献 金
感謝と献身の祈り (一例)
主なる神さま わたしたちが持っているものはすべてあなたからいただいたものです。今、この献げ物とともに、自分自身をあなたの御用のためにお献げ致します。どうか、それによって御心にかなうことが行われますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
【派遣・祝福】
賛 美 88
派 遣 平和のうちに、この世へと出ていきなさい。
主なる神に仕え、隣人を愛し、主なる神を愛し、隣人に仕えなさい。
祝 福 主イエスキリストの恵み 神の愛 聖霊のしたしき交わりがいつまでも限りなく、わたしたちと共にありますように。 アーメン。
黙 想