黙想
招きの言葉 「あなたがたは、キリストと共に復活させられたのですから、上にあるものをもとめなさい。そこでは、キリストが神の右の座についておられます。」(コロサイ3:1)
讃美歌 26(2唱)
交読 詩編8編4~5 (ご家族などお二人以上でいるときは、お一人が司式者を残りの方が会衆を読んでいきます。お一人の場合は、続けて読んでいきます。)
司式者 あなたの天を、あなたの指の業を
わたしは仰ぎます。
会 衆 月も、星も、あなたが配置なさったもの。
司式者 そのあなたが御心に留めてくださるとは
会 衆 人間は何ものなのでしょう。
司式者 人の子は何ものなのでしょう
会 衆 あなたが顧みてくださるとは。
讃美と悔い改めの祈り
すべての力の源であり、宇宙の創り主である神さま。
この主日もあなたに招かれ、復活の主を仰ぎ見る礼拝をすることができますこと感謝いたします。ここに集うものだけでなく家庭で礼拝をしているものもいます。そのようにして、わたしたちを一つにしてくださいますこと感謝いたします。
主イエス・キリストは、十字架につけられる前夜、自分は去っていくが、また戻ってくると約束されました(ヨハネ14:28)。また、主はわたしたちをみなしごにはしない、と言われました(ヨハネ14:18)。主が共にいてくださることを感謝いたします。
わたしたちが困難の中にいますときも、失意や悲しみの中にある時にも、あなたが共にいてくださることを信じることができますように。生きる勇気を持つことができますように。
日々の生活の中で、わたしたちは数知れない問題に出会います。人間関係から生じる問題、心身の健康から生じる問題、与えられた仕事や課題から生じる問題そして社会のしくみによる問題。わたしたちを取り巻くこれらの問題に心奪われて、くずおれそうになります。あなたへの信頼を失いかけてしまいます。どうか、私たちを憐れんでください。そして、あなたがわたしたちの重荷を担ってくださることを思い起こさせてください。
この朝も(この夕べも)また、み言葉を心に響かせてください。聖霊を豊かに注いで、わたしたちの心を一つにし、信仰による歩みを続けることができますように。
「あなたと共にいる。見放すことも見捨てることもない」と言われる主の御名によってお祈りいたします。 アーメン。
聖書
旧約聖書 申命記10章15~18節 (旧約p298)
15 主はあなたの先祖に心引かれて彼らを愛し、子孫であるあなたたちをすべての民の中から選んで、今日のようにしてくださった。16 心の包皮を切り捨てよ。二度とかたくなになってはならない。17 あなたたちの神、主は神々の中の神、主なる者の中の主、偉大にして勇ましく畏るべき神、人を偏り見ず、賄賂を取ることをせず、18 孤児と寡婦の権利を守り、寄留者を愛して食物と衣服を与えられる。
福音書 ルカによる福音書5章33~39節 (新約p111)
33 人々はイエスに言った。「ヨハネの弟子たちは度々断食し、祈りをし、ファリサイ派の弟子たちも同じようにしています。しかし、あなたの弟子たちは飲んだり食べたりしています。」34 そこで、イエスは言われた。「花婿が一緒にいるのに、婚礼の客に断食させることがあなたがたにできようか。35 しかし、花婿が奪い取られる時が来る。その時には、彼らは断食することになる。」36 そして、イエスはたとえを話された。「だれも、新しい服から布切れを破り取って、古い服に継ぎを当てたりはしない。そんなことをすれば、新しい服も破れるし、新しい服から取った継ぎ切れも古いものには合わないだろう。37 また、だれも、新しいぶどう酒を古い革袋に入れたりはしない。そんなことをすれば、新しいぶどう酒は革袋を破って流れ出し、革袋もだめになる。38 新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れねばならない。39 また、古いぶどう酒を飲めば、だれも新しいものを欲しがらない。『古いものの方がよい』と言うのである。」
説 教 「新しいぶどう酒を飲む」(こちらから)
信仰告白(使徒信条 讃美歌21 93-4A)
とりなしの祈り
主の祈り(讃美歌21 93-5A)
賛 美 518(1,3節)
献 金
感謝と献身の祈り (一例)
恵み深い神様
わたしたちは、あなたから多くの恵みをいただいて、この一週間も過ごすことができました。
その与えられた恵みに感謝して、その一部をお返しいたします。それは与えられた恵みからは、ほんのわずかなものでしかありませんが、今のわたしたちにとって精一杯の自分自身を献げるしるしです。
どうぞこの献げ物とわたしたちをあなたの働きのために用いてください。
主イエス・キリストの御名によって祈ります。 アーメン。
【派遣・祝福】
賛 美 88
派 遣
あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。
祝 福 主イエスキリストの恵み 神の愛 聖霊のしたしき交わりがいつまでも限りなく、わたしたちと共にありますように。 アーメン。
黙 想