黙想
招きの言葉 「主の僕らよ、こぞって主をたたえよ。夜ごと主の家にとどまる人々よ、聖所に向かって手を上げ、主をたたえよ。」(詩編134:1,2)
讃美歌 433(1,6節)
交読 詩編30編4 (ご家族などお二人以上でいるときは、お一人が司式者を残りの方が会衆を読んでいきます。お一人の場合は、続けて読んでいきます。)
司式者 | 主よ、あなたはわたしの魂を陰府(よみ)から引き上げ |
会衆 | 墓穴に下ることを免れさせ |
全員 | わたしに命を得させてくださいました。 |
讃美と悔い改めの祈り
世界の創り主なる主なる神様
御名を讃美いたします。この場に集められたことを感謝いたします。礼拝堂で各家庭で守られる礼拝が祝されますように。
一週間の歩みを守り導いてくださったことに感謝いたします。日々の暮らしの中で、わたしたちは様々な問題に出会います。不安や悩み、苦しみや悲しみの時に、あなたがいつもわたしたちと共にいてくださり、支え、励まし、慰めてくださることを心より感謝いたします。あなたは、わたしたちが立つのも座るのも見ていてくださいます。生まれる前から、わたしたちはあなたの御手のうちにあり、わたしたちの生涯を追ってくださいます。またこの世の生涯を終えても、あなたが共にいてくださり、信じる者に居場所を用意してくださっています。そのことのゆえに、御名をほめたたえます。
一方、わたしたちは、世の不安や誘惑のゆえに、あなたの御心から離れ、言葉により、思いにより、また行いによって罪を犯しています。どうかわたしたちを憐れんでください。そして、聖霊を豊かに注ぎ、あなたの御心を悟るよう、み言葉を与えてください。
本日は、特に世界宣教の日、世界聖餐日として覚えています。この日本から世界各地にあなたの御業を告げる働きをしている者たちが大勢います。コロナウィルスのために思うようにいかない日々があると聞いています。その場にある者と、距離は離れていても心を一つに礼拝をすることができますように。
主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。 アーメン。
聖書
旧約聖書 エゼキエル37章13節 (旧約p1357)
13 わたしが墓を開いて、お前たちを墓から引き上げるとき、わが民よ、お前たちはわたしが主であることを知るようになる。
福音書 ルカによる福音書8章26~39節(新約p119)
26 一行は、ガリラヤの向こう岸にあるゲラサ人の地方に着いた。27 イエスが陸に上がられると、この町の者で、悪霊に取りつかれている男がやって来た。この男は長い間、衣服を身に着けず、家に住まないで墓場を住まいとしていた。28 イエスを見ると、わめきながらひれ伏し、大声で言った。「いと高き神の子イエス、かまわないでくれ。頼むから苦しめないでほしい。」29 イエスが、汚れた霊に男から出るように命じられたからである。この人は何回も汚れた霊に取りつかれたので、鎖でつながれ、足枷をはめられて監視されていたが、それを引きちぎっては、悪霊によって荒れ野へと駆り立てられていた。30 イエスが、「名は何というか」とお尋ねになると、「レギオン」と言った。たくさんの悪霊がこの男に入っていたからである。31 そして悪霊どもは、底なしの淵へ行けという命令を自分たちに出さないようにと、イエスに願った。32 ところで、その辺りの山で、たくさんの豚の群れがえさをあさっていた。悪霊どもが豚の中に入る許しを願うと、イエスはお許しになった。33 悪霊どもはその人から出て、豚の中に入った。すると、豚の群れは崖を下って湖になだれ込み、おぼれ死んだ。34 この出来事を見た豚飼いたちは逃げ出し、町や村にこのことを知らせた。35 そこで、人々はその出来事を見ようとしてやって来た。彼らはイエスのところに来ると、悪霊どもを追い出してもらった人が、服を着、正気になってイエスの足もとに座っているのを見て、恐ろしくなった。36 成り行きを見ていた人たちは、悪霊に取りつかれていた人の救われた次第を人々に知らせた。37 そこで、ゲラサ地方の人々は皆、自分たちのところから出て行ってもらいたいと、イエスに願った。彼らはすっかり恐れに取りつかれていたのである。そこで、イエスは舟に乗って帰ろうとされた。38 悪霊どもを追い出してもらった人が、お供したいとしきりに願ったが、イエスはこう言ってお帰しになった。39 「自分の家に帰りなさい。そして、神があなたになさったことをことごとく話して聞かせなさい。」その人は立ち去り、イエスが自分にしてくださったことをことごとく町中に言い広めた。
説 教 「墓場から自分の家へ」 (別紙) 祈祷 柳谷知之 牧師
信仰告白 我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。我はその独(ひと)り子、我らの主、イエス・キリス トを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天に昇のぼり、全能の父なる神の右に坐(ざ)したまへり、かしこより来りて、生ける者と死ねる者とを審(さばき)たまわん。我は聖霊を信ず、聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体 からだ のよみがえり、永遠 (とこしえ)の生命(いのち)を信ず。 アーメン。
とりなしの祈り (週報を参考に)
主の祈り 天にましますわれらの父よ 願わくは御名を崇めさせたまえ 御国を来たらせたまえ 御心の天になるご とく地にもなさせたまえ われらの日用の糧を今日もあたえたまえ われらに罪をおかす者をわれらがゆるすごとく われらの罪をも赦したまえ。われらを試みに合わせず、悪より救いいだしたまえ。
国と力と栄とは限りなく汝のものなればなり。 アーメン。
賛 美 425(4,6節)
献 金
感謝と献身の祈り (一例)
主なる神さま わたしたちが持っているものはすべてあなたからいただいたものです。今、この献げ物とともに、自分自身をあなたの御用のためにお献げ致します。どうか、それによって御心にかなうことが行われますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
【派遣・祝福】
賛 美 88
派 遣 平和のうちに、この世へと出ていきなさい。
主なる神に仕え、隣人を愛し、主なる神を愛し、隣人に仕えなさい。
祝 福 主イエスキリストの恵み 神の愛 聖霊のしたしき交わりがいつまでも限りなく、わたしたちと共にありますように。 アーメン。
黙 想