2020年8月9日家庭礼拝ガイド

2020年8月9日 聖霊降臨節第11主日 

黙想

招きの言葉 「腰に帯を締め、ともし火をともしていなさい。」(ルカ12;35)

讃美歌  20(1,3節)
交読 詩編78編7-8 (ご家族などお二人以上でいるときは、お一人が司式者を残りの方が会衆を読んでいきます。お一人の場合は、続けて読んでいきます。) 

司式者 子らが神に信頼をおき、
会衆 神の御業を決して忘れず
司式者 その戒めをまもるために
会衆 先祖のように
頑なな反抗の世代とならないように
司式者 心が確かに定まらない世代
会衆 神に負忠実な霊の世代とならないように

讃美と悔い改めの祈り

平和の実現を約束される主なる神さま

あなたは恵みによってわたしたちを選び出し、神の子としてくださいました。創造の秩序を定めてくださったあなたの御業をほめたたえます。そして、この主日も御前に立たせてくださいましたことを感謝いたします。各家庭などでも礼拝が守られています。体は離れていてもあなたによって一つとされていることを覚えて感謝いたします。

8月は特に平和について考えさせられます。75年前の8月15日、日中戦争・太平洋戦争が終結しました。8月に世界で初めての原子爆弾が広島と長崎に落とされました。特にこの9日は長崎に原爆が落とされたことを記念する日です。この戦争で国内外問わず多くの犠牲者が出ました。そのことを覚え、戦争の道がいかに悲惨であるかを学びました。

今、私たち自身を振り返って告白いたします。
あなたが造られた調和ある世界を破壊してしまいました。他者の痛みに疎く、自らのことばかりを嘆きます。言葉と行いと思いによって、あなたから離れてしまいます。

どうかわたしたちを憐れんでください。互いに痛みをもつ者同士が連帯できますように。
欠けのない人など、イエス・キリストを除いて他にはいません。「正しい者はいない。一人もいない」と聖書が語るとおりです。罪人にすぎないわたしたちを憐れんでください。

み言葉をもって、わたしたちを導いてください。聖霊を豊かに注ぎ、神に招かれた者同士欠けを補い合い、平和を得させてください。

主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。       アーメン。

聖書
旧約聖書 エゼキエル書33章19,20 節
(旧約p1351)   
 19 また、悪人でも、悪から離れて正義と恵みの業を行うなら、それゆえに彼は生きる。20 それなのに、お前たちは言っている。『主の道は正しくない』と。イスラエルの家よ、わたしは人をそれぞれの道に従って裁く。
福音書 ルカによる福音書7章24~35節 (新約p116)
24 ヨハネの使いが去ってから、イエスは群衆に向かってヨハネについて話し始められた。「あなたがたは何を見に荒れ野へ行ったのか。風にそよぐ葦か。25 では、何を見に行ったのか。しなやかな服を着た人か。華やかな衣を着て、ぜいたくに暮らす人なら宮殿にいる。26 では、何を見に行ったのか。預言者か。そうだ、言っておく。預言者以上の者である。
27 『見よ、わたしはあなたより先に使者を遣わし、/あなたの前に道を準備させよう』/と書いてあるのは、この人のことだ。28 言っておくが、およそ女から生まれた者のうち、ヨハネより偉大な者はいない。しかし、神の国で最も小さな者でも、彼よりは偉大である。」29 民衆は皆ヨハネの教えを聞き、徴税人さえもその洗礼を受け、神の正しさを認めた。30 しかし、ファリサイ派の人々や律法の専門家たちは、彼から洗礼を受けないで、自分に対する神の御心を拒んだ。
31 「では、今の時代の人たちは何にたとえたらよいか。彼らは何に似ているか。32 広場に座って、互いに呼びかけ、こう言っている子供たちに似ている。『笛を吹いたのに、/踊ってくれなかった。葬式の歌をうたったのに、/泣いてくれなかった。』
33 洗礼者ヨハネが来て、パンも食べずぶどう酒も飲まずにいると、あなたがたは、『あれは悪霊に取りつかれている』と言い、34 人の子が来て、飲み食いすると、『見ろ、大食漢で大酒飲みだ。徴税人や罪人の仲間だ』と言う。35 しかし、知恵の正しさは、それに従うすべての人によって証明される。」
説 教 「今の時代を何にたとえるか」 (別紙)  祈祷 


信仰告白

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。我はその独(ひと)り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天に昇のぼり、全能の父なる神の右に坐(ざ)したまへり、かしこより来りて、生ける者と死ねる者とを審(さばき)たまわん。我は聖霊を信ず、聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体 からだ のよみがえり、永遠 (とこしえ)の生命(いのち)を信ず。 アーメン。
とりなしの祈り  (週報を参考に)
主の祈り
天にましますわれらの父よ 願わくは御名を崇めさせたまえ 御国を来たらせたまえ 御心の天になるごとく地にもなさせたまえ われらの日用の糧を今日もあたえたまえ われらに罪をおかす者をわれらがゆるすごとく われらの罪をも赦したまえ。われらを試みに合わせず、悪より救いいだしたまえ。
国と力と栄とは限りなく汝のものなればなり。 アーメン。
賛 美 413 (1,2節) 
献 金
感謝と献身の祈り (一例)
主なる神さま わたしたちが持っているものはすべてあなたからいただいたものです。今、この献げ物とともに、自分自身をあなたの御用のためにお献げ致します。どうか、それによって御心にかなうことが行われますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
【派遣・祝福】
賛 美
  369(2節)
派 遣  平和のうちに、この世へと出ていきなさい。
主なる神に仕え、隣人を愛し、主なる神を愛し、隣人に仕えなさい。
祝 福  主イエスキリストの恵み 神の愛 聖霊のしたしき交わりがいつまでも限りなく、わたしたちと共にありますように。 アーメン。
黙 想

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